cibai [チーバイ]
[間投詞](シンガポール)
1.= fuck, shit = くそっ、ちくしょう、最悪
[形容詞](シンガポール)
2. 酷い。クソな
シンガポール英語(Singlish・シングリッシュ)の単語で、罵り言葉・侮辱語(swear word)の一つ。fuckやshitと同じような意味を持つ言葉で、悔しさや怒り、失望、フラストレーションを表す間投詞です。
発音は[シーバイ]ではなく、[チーバイ]です。chibaiとも。
語源は福建語に由来。シンガポール華人の祖先には、中国の広東省や海南省など華南地方からの移民が多く、福建省もその一大勢力の一つです。同地で喋られる中国語の方言の一つ、福建語(Hokkien)でcibai(chibai)とは膣屄と書き、女性器(vagina)を意味します。下品な言い方なので、vaginaというよりはcuntのほうがより適切な英単語かもしれません。
福建語に由来する言葉なので、 このスラングはシンガポール以外にもマレーシアやインドネシアなど、福建人の英語話者がいる地域で聞かれます。
臭と書くchau(福建語ではchhauとつづられます。意味:臭い)が修飾して、chau cibai(臭膣屄)とすると、smelly cunt = 臭いアソコとなりよりその罵り度合いは強まります。
形容詞として名詞を修飾して、その名詞を侮辱する意味合いを持たせる事も出来ます。この場合の意味は酷いやクソなとなります。
同じ意味を持つシングリッシュの単語にlanjiaoがあります。こちらも福建語(Hokkien)からの借用語。こちらの元々の意味は福建語でもシンガポール英語でも同じ男性器(おちん〇ん)。男女どちらの生殖器もswear wordとして使われています。
例文 Cibai I hate that quiz. チクショウ。私はそのクイズが嫌いだ。
例文 Cibai why I ugly sia. くそっ。何故私はブサイクなのだ?
*sia:シングリッシュの単語。文末に付いて強調する役割を持ちます。特に単体では訳せません。
例文 Cibai, 5 people sick in my class and now i'm sick too. Damn shag liao. 畜生。僕のクラスで5人も調子が悪くて、私も体調悪い。とっても疲れるよ。
例文 Shut up la chau cibai. だまれくそったれ。
例文 Chaucibai I'm stuck in Penang. ちっくしょー。ペナンに立ち往生しておる。
例文 Some people just damn cibai ya know. 酷い人々はいるものだ。
例文 I'm rude? look at yourself. Cibai people everywhere. 僕が無礼だと?自分をよく見てみろ。クズな人間はそこかしこにいるぞ。
参考ウェブサイト: English-Hokkien Dictionary
「世界語」とも呼ばれる英語。それだけに多様な方言を持ち、スラング(俗語)ともなるとそのバリエーションは一段と豊かになります。当辞典では、アメリカの高校で学びカナダの大学で言語学を修めた日本人が、各国共通のものは勿論、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド等の英語スラングを方言・各英語圏・地域別に分類、使用法・和訳・意味・由来・発音(読み方)を解説していきます。
convo の意味・解説・用法・例文【オーストラリア英語】
convo [コンヴォゥ]
[名詞](オーストラリア)
1.会話 = conversation
このconvoというオーストラリア英語のスラングは、会話を意味するconversationが短くなったもの。
長い単語を嫌う傾向にあるオーストラリア英語にはこういったDiminutive(指小辞語)、より分かりやすく言えば親しみや愛情、時には侮蔑を込めたような略称表現が多いです。その造語プロセスは、長い単語を短縮・変化させ。接尾辞を加えるというもの。
このconvoの場合、conversationを短縮しconvに接尾辞の-oを加えた形です。
接尾辞-oが加わるパターンだと、他にはarvo(午後)servo(ガソリンスタンド)、smoko(煙草休憩)、ambo(救急車)などがあります。
例文 He was such a nice man. We had a little convo and he was so generous. 彼は本当にいいやつだ。ちょっと会話をしたのだが本当に優しいヤツだったよ。
例文 Anyways, we had a nice happy convo abt K-Pop as we walked back to the station. とにかく、駅まで歩きながら私たちはKポップの話で盛り上がったの。
[名詞](オーストラリア)
1.会話 = conversation
このconvoというオーストラリア英語のスラングは、会話を意味するconversationが短くなったもの。
長い単語を嫌う傾向にあるオーストラリア英語にはこういったDiminutive(指小辞語)、より分かりやすく言えば親しみや愛情、時には侮蔑を込めたような略称表現が多いです。その造語プロセスは、長い単語を短縮・変化させ。接尾辞を加えるというもの。
このconvoの場合、conversationを短縮しconvに接尾辞の-oを加えた形です。
接尾辞-oが加わるパターンだと、他にはarvo(午後)servo(ガソリンスタンド)、smoko(煙草休憩)、ambo(救急車)などがあります。
例文 He was such a nice man. We had a little convo and he was so generous. 彼は本当にいいやつだ。ちょっと会話をしたのだが本当に優しいヤツだったよ。
例文 Anyways, we had a nice happy convo abt K-Pop as we walked back to the station. とにかく、駅まで歩きながら私たちはKポップの話で盛り上がったの。
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