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「世界語」とも呼ばれる英語。それだけに多様な方言を持ち、スラング(俗語)ともなるとそのバリエーションは一段と豊かになります。当辞典では、アメリカの高校で学びカナダの大学で言語学を修めた日本人が、各国共通のものは勿論、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド等の英語スラングを方言・各英語圏・地域別に分類、使用法・和訳・意味・由来・発音(読み方)を解説していきます。
索引 - B
badass
baccy
ba-donka-donk
bae
bail out
baccy
ba-donka-donk
bae
bail out
ballpark figure
balls
balls
bang
banger
barbie
bathers
bb
BBC
bc
b/c
bcuz
bday
beat
beaut
beauty mark
beefcake
beer belly
bell-end
benjamin
bestest
be up shit creek without a paddle
bevvy
bf
banger
barbie
bathers
bb
BBC
bc
b/c
bcuz
bday
beat
beaut
beauty mark
beefcake
beer belly
bell-end
benjamin
bestest
be up shit creek without a paddle
bevvy
bf
英語のインターネットスラング一覧【略語・単語リスト・まとめ】

Twitter、ネットゲーム、Facebook、または携帯電話のSMSなどで広く使われている英語のインターネットスラング(ネットスピーク)。何となく推測できるものもあれば、何が何やらさっぱりというものもあるが、我々日本人にとっても、ネット上でカジュアルに英語を使いたいとなれば避けては通れない存在。覚えておいて損はないはず。そんなネットスラングを下記に品詞別に一覧としてまとめてみた。
-名詞-
douchebag...d-bag
mate...m8
message...msg
newbie...noob
someone...sum1
tomorrow...tmrw
weekend...w/e
year...yr
-代名詞-
I'm...im ※I'mでなくとも、主語のIはよく小文字でタイプされる。
you...u
you...ya
your...ur
what...wat
-疑問詞-
when...wen
what...wat
-冠詞-
the...teh
-形容詞-
-動詞-
come...cum
please...pls, plz
own(用法注意)...pwn
remember...rmb
wait...w8
-前置詞-
about...abt
at...@
before...b4
for...4
with...w/
with...wif
without...w/o
-副詞-
before...b4
kind of...kinda
later...l8r
tomorrow...tmrw
too...2
yes...yup
-接続詞-
because...b/c
though...tho
-イディオム・慣用句-
also known as...aka
be right back...brb
by the way...btw
don't know...dunno
for f**k's sake...FFS
for the mother f**king win...FTMFW
for the win...ftw
hugs and kisses...xoxo
I am going to...ima
I don't care...idc
I don't give a fuck...idgaf
I don't know...idk
I love you...ILU
I am going to...ima
I don't care...idc
I don't give a fuck...idgaf
I don't know...idk
I love you...ILU
in my arrogant opinion...IMAO
in my f**king arrogant opinion...IMFAO
in my opinion...IMO
I see...IC
Jesus F**king Christ...JFC
just curious...j/c
laughing my ass off...LMAO
laughing on floor laughing my ass off...ROFLMAO
of fucking course...OFC
oh my f**king god...omfg
Oh my God...OMG
on my way...omw
out of...outta
talk to you later...ttyl
Thank God, It's Friday...TGIF
Thanks in advance...TIA
to be announced...TBA
to be frank/fair...tbf
to be honest...tbh
trying to...tryna
want to...wanna
what (do) you mean?...wym
what you doing?...wyd
Thank God, It's Friday...TGIF
Thanks in advance...TIA
to be announced...TBA
to be frank/fair...tbf
to be honest...tbh
trying to...tryna
want to...wanna
what (do) you mean?...wym
what you doing?...wyd
what the f**k...wtf
what the heck...wth
what the hell...wth
-品物、店舗名・サービス名などの固有名詞-
Au Bon Pain...ABP
Burger King...BK
Facebook...FB
McDonald's...McD
Mountain Dew...mtn dew
Starbucks Coffee...sbux
-都市・国名など-
Austin, Texas...ATX
Singapore...S'pore
※大文字で表記されているものが、小文字で使われたり、またその逆もあり。上記のスラングの大文字/小文字の表記はあくまで各項目を編集した時の私の気分だったりするので…。「タイピングをいかに楽に速くするか」がネットスラングの存在意義なので、shiftキーを使う大文字よりは小文字での使用が多い気がしないでもないけれど。
Tips : 法則さえ掴めばネットスラングは怖くない?
なるべく頻出のものを掲載するよう努めてみたけれど、ここで紹介出来たのはあくまでごく一部。インターネットスラングの数はとてつもなく多く、とてもじゃないけれど、全てを紹介するのは不可能に近い。また、言語は生き物、こうしている間にもネット上のどこかでは新しいスラングが生み出されているはず。しかしながら、その多くは下記の法則を必ず辿っているので、それさえ頭に叩き込んでおけば類推は意外と容易だったり。
アクロニムとは、主に欧米語における略語の一つで、複数の語から構成される語の頭文字を繋げて作られた言葉のこと(Wikipedia)。たとえば、NATOはNorth Atlantic Treaty Organizationの各単語の頭文字が構成する名称。インターネットスラングの場合、上記のリストにもあるように、複数の単語から成るイディオムや慣用句がこの法則によって形成される。例:by the way→btw
・スラッシュ(/)を用いた省略
複合語(compound word)がこのプロセスを辿る事が多い。因みに複合語とは二つの単語から形成される合成語のこと。例えば、weekend(週末)はweek(週)とend(終わり)からなる複合語で、weekのwとendのeを抽出、間に/を入れてw/eとなる。without→w/0も同様。because(b/c)のように複合語ではないものもあるので要注意。また、スラッシュを用いない場合も。
・単語の母音の省略
「短く、タイプしやすいように」がネットスラングの存在意義。上述の複合語やアクロニムが適用されるような熟語や慣用句ではなく、文字数の多い単一の語がこの法則に当てはまる事が多い。例としては、message→msgやtomorrow→tmrwなど。それぞれ母音だけが省略、子音のみで構成する形となっている。
"l8r"を例に挙げてみる。元々の単語、laterの発音は[léitə(r)]。laterのate/eit/と数字の8,eight(/eit/)が同じ音なので、later→l8rの変化が起こる。これは結構分かりやすい。数字を発音しさえすれば、何の単語を意味しているのかすぐに判別が可能。1、2、4、8が頻出(と言うより顔文字を除いては他の数字は殆ど登場しない)。
・同音のアルファベットによる置き換え。
上記の数字での置き換えと同じ。数字かアルファベットかの違いだけ。例:see you→c uとなるわけだが、それぞれ、"see"とアルファベットの"c"の発音は/si:/であり、youとuは/ju:/となる。単語全部ではなく、その一部が変化するケースも。例 your→ur。
・同音の単語による置き換え。
また、同音異義語が使われる場合も。someoneを表すsum1を例に挙げてみる。someとsumの発音は同じ/sʌm/。一文字の違いなのに、そこまでするか、といったところ。
・パンクチュエーションマーク(punctuation mark)の省略
タイプが面倒なものは極力排除するのがネットスラングの基本。アポストロフィ(')やカンマ(,)が頻繁に省略の対象になる。例 "you're"→"youre"
・大文字とすべき場合でも小文字が好まれる。
shiftキーを押す手間さえも省く為、文頭のアルファベットや一人称の主語が小文字でタイプされる。 例 when im upset in school, i sit in silence and actually do my work.
また、上記の法則のうち複数が当てはまる場合もある。例えばHappy Birthdayを表すhbdは、アクロニムと複合語の法則二つが適用されている。h、b、dはそれぞれ頭文字を取って作られたアクロニムだが、同時に"b"と"d"にはbirthとdayで構成される複合語の要素も含まれている。
とこのように紹介してきたけれど、全く新しい単語ではない限り、大概は上記のセオリーで解決が可能。私もTwitterやYouTube等で知らないものに出くわすことも多いけれど、文脈から類推してみると結構意味が分かって面白かったり(元々の熟語の知識は必要になるが)。ただ、意味を確認しないまま不用意に使うとトラブルの元となりかねないので、念の為注意を。
それでは皆さん、c u l8r!!
British English - イギリス英語【一覧・単語リスト・特徴】

解説
「英語の母国・イギリス」ではあるけれど、アメリカ英語を主体にした英語教育を受けている我々日本人にとって、同じ英語でもイギリス英語というものはちょっと異質に感じられるかもしれない。綴りもcenterはcentreだし、colorはcolourだ。analyzeもよーく見るとイギリスではanalyseとなる(興味のある方はKaren's Linguistic Issues - Differences between British, Canadian, and American Spellingを参照)。
また、同じ意味を持つものでも違う単語が使われるなど、英米両国の英語の違いは大きい。例えば、貴方がイギリス人と待ち合わせをしていたとしよう。貴方との待ち合わせに遅れそうな彼は「携帯電話」で連絡をしてくる。この端末も、アメリカではcellular phoneまたはcell phoneと呼ばれるが、これがイギリスではmobile phoneまたはmobileとなる。待ち合わせの場所はとあるショッピングモールの一階にあるロビー。建物の一階はアメリカだったら日本語と同じく、文字通り"first floor"で通じるけれど、同じ感覚でイギリスのその彼に"I'm on the first floor."なんて伝えたら、合流する事は出来ない。なんせイギリス英語では一階は"ground floor"で"first floor"はその上、「二階」の事を表すのだから。さて、何とか誤解は解けたがそのイギリス人、足を怪我をしていて階段を登る事が出来ない。となると「エレベーター」で二階まで来る必要があるのだが、ここでも語彙に違いがあり、彼らが使うのはelevator(米)ではなく、lift(英)となる。たったこれだけのシチュエーションだけでも、多くの違いがアメリカ英語とイギリス英語の語彙には存在する(これらの地域差に関しても、上記と同じくKaren's Linguistic Issuesが詳しい)。
上述のものは辞書にも載っており、会話でも使われるが新聞などでも見られる列記とした文語でもある。文語でも大きな差異があるのだから、口語のレベルにおいても、この二国間の違いが大きいのは容易に想像が出来る。例えば、当ブログでも紹介しているが、"fag"というスラングが、イギリスでは「タバコ」を意味するのに対し、大西洋の向こう側アメリカでは「同性愛者」といった意味になってしまうので大変危険である。
「BBCイングリッシュ」、「クイーンズイングリッシュ」の枕詞で語られる事もあるだけに、人によっては「綺麗な英語」のイメージがあるイギリス英語だけれども、先述の"fag"といったスラングがあるように、イギリス人だって砕けた話し方は勿論する。それに何といってもイギリスは階級社会で有名。お上は(少なくとも外では)綺麗な英語を話すかもしれない。けれど、バリバリのブロークン・イングリッシュで会話をする社会的階層の人も暮らしているだけに、スラングだってアメリカに負けず劣らず数多くのものが存在するのだ。
また、イングランドに注目が集まりがちだが、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドとの連合王国ということもあり、ゲール語等に由来するものも語彙面では欠かせない特徴。
個人的な話だけれど、同僚の多くがイギリス人の為、最近最も耳にする事が多いのが、当ページで紹介するブリティッシュスラングである。おかげさまで次々と覚えるわけで…。
単語リスト
ace
古くより階級社会として有名なイギリス。よって発音も、地域差よりも階級差のほうがその違いが大きいと言える。言い方を変えれば、庶民の話す英語の訛りが強いとされる地方においても、高等教育を受けるいわゆる富裕層とされる人達の話す英語はプレーンで、容認発音(後述)に近いとされている。
上流階級の話すものとして、Received Pronunciation(RP、容認発音)というaccentが存在し、教養層、BBCや、ロイヤルファミリーによって使われている。発音など詳しくは下記リンクを参照。
British Library - Received Pronunciation
参考として女王陛下のスピーチを。
RPに対するものとして、イギリス労働者階級のaccentも触れておく。ここでは、代表的なものとしてコックニー(Cockney)を紹介しておきたい。これはロンドンの下町方言で、音声的に非常に特徴がある。
代表的なコックニーの話者である、デイヴィッド・ベッカムのインタビューを。
他、スコットランドやウェールズでも音声的に特徴のある英語を喋るが、とてもじゃないけれど書ききれないのでこれはまた機会がある時に。
また、イングランドに注目が集まりがちだが、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドとの連合王国ということもあり、ゲール語等に由来するものも語彙面では欠かせない特徴。
個人的な話だけれど、同僚の多くがイギリス人の為、最近最も耳にする事が多いのが、当ページで紹介するブリティッシュスラングである。おかげさまで次々と覚えるわけで…。
単語リスト
ace
afters
a load of
arsehole
baccy
banger(車)
bap, baps
bell-end
bevvy
bird
banger
BBC
Blighty
blimey
bloke
a load of
arsehole
baccy
banger(車)
bap, baps
bell-end
bevvy
bird
banger
BBC
Blighty
blimey
bloke
fiver
flipping
footy
Frog
fry-up
gaylord
git
gob
goon
Gooner
hammered
hench
hoover
hol
innit
jammy
kip
knackered
knackers
knob
knockers
knock up
loads of
loo
loppy
love bite
Maccies
Maccy D's
Manc
manky
flipping
footy
Frog
fry-up
gaylord
git
gob
goon
Gooner
hammered
hench
hoover
hol
innit
jammy
kip
knackered
knackers
knob
knockers
knock up
loads of
loo
loppy
love bite
Maccies
Maccy D's
Manc
manky
・「タバコが好きです」がとんでもない意味に。アメリカ英語とイギリス英語で同音異義語のスラング、"fag"
音声的特徴
語彙に関するブログでもあるし、また個々の発音に触れていると量が凄まじい事になってしまうので割愛。ここでは特徴的なものに関しての記述に留める。より詳しくはfonetiks.org - British English Pronunciationを参照のこと。
アメリカ英語がrhoticであるのに対しイギリス英語はnon-rhoticであるということが大きな特徴。rhoticとは、簡単に言えばrの音が常に発音されること。一方non-rhoticの場合、母音の後のrは発音されない。heartという単語を例にとってみると、イギリスでは/ha:t/、アメリカでは/ha:rt/となる。下記のクリップでこの音の違いが詳しく説明されている。
音声的特徴
語彙に関するブログでもあるし、また個々の発音に触れていると量が凄まじい事になってしまうので割愛。ここでは特徴的なものに関しての記述に留める。より詳しくはfonetiks.org - British English Pronunciationを参照のこと。
アメリカ英語がrhoticであるのに対しイギリス英語はnon-rhoticであるということが大きな特徴。rhoticとは、簡単に言えばrの音が常に発音されること。一方non-rhoticの場合、母音の後のrは発音されない。heartという単語を例にとってみると、イギリスでは/ha:t/、アメリカでは/ha:rt/となる。下記のクリップでこの音の違いが詳しく説明されている。
但し、イギリス英語でも、/r/のあとに母音が続く場合はこの限りではない(例:fatherの後にandが続く場合)。
また、アメリカ英語の項目で詳しく紹介しているが、米語で顕著なflappingという/t/の音の弾音化がイギリス英語では起こらない。これは、母音に挟まれた/t/の音が日本語でいう[ラ]ないしは英語の[d]に近い音で発音される(厳密には異なる)というもの。例えば、laterの/t/は前後が母音に挟まれているので、アメリカ英語では[レイラー]のように聞こえるが、イギリス英語では辞書に載っている発音記号どおりの[レイター]となる。
古くより階級社会として有名なイギリス。よって発音も、地域差よりも階級差のほうがその違いが大きいと言える。言い方を変えれば、庶民の話す英語の訛りが強いとされる地方においても、高等教育を受けるいわゆる富裕層とされる人達の話す英語はプレーンで、容認発音(後述)に近いとされている。
上流階級の話すものとして、Received Pronunciation(RP、容認発音)というaccentが存在し、教養層、BBCや、ロイヤルファミリーによって使われている。発音など詳しくは下記リンクを参照。
British Library - Received Pronunciation
参考として女王陛下のスピーチを。
RPに対するものとして、イギリス労働者階級のaccentも触れておく。ここでは、代表的なものとしてコックニー(Cockney)を紹介しておきたい。これはロンドンの下町方言で、音声的に非常に特徴がある。
代表的なコックニーの話者である、デイヴィッド・ベッカムのインタビューを。
他、スコットランドやウェールズでも音声的に特徴のある英語を喋るが、とてもじゃないけれど書ききれないのでこれはまた機会がある時に。
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